武田病院についてabout

創設者武田専著書のご紹介

  • 老人の死と品格 老いと落語
    『老人の死と品格 老いと落語』

    武田 専著
    定価:1,800円(税別)
    出版:元就出版社

    ベテラン臨床精神科の名医が提唱する輝かしい老後。重い荷物を降ろし、責任や義務からも解放させた老境は人生の楽園だ。若き日々、子育て、生活のために必死で働いた現役時代を回想しながら、今を迎えた人たちに贈る福徳円満の思想。

    「老人の品格といわれると、私は翁と媼の一対の人形を想い浮かべる。そこには古道教でいう無為自然の神仙の境地と思われる枯淡の味わいが漂っている。とはいえ、生きものとしてのヒトは、長生きしたところで、せいぜい120歳にすぎない。」

    -本章序章より-

  • 定年と第二の人生 団塊世代の生き方
    『定年と第二の人生 団塊世代の生き方』

    ベテラン臨床精神科医が熟年世代に贈る名処方箋

    人生これからが熟成期

    武田 専著
    定価:1,800円(税別)
    出版:元就出版社

    いよいよ始まる団塊世代のセカンドステージを、どう愉しむか! 希望・落胆、達成・挫折、満足・失望など喜怒哀楽を充分に経験し尽くした戦後の第一世代には、心豊かに送れる未来が待っている。人生には健康や経済、境遇などとは関係のない豊饒の海が満ちている。

  • 時を旅する 私の日本史探訪 古代・中世・近世の文化と思想
    『時を旅する 私の日本史探訪 古代・中世・近世の文化と思想』

    歴史の窓から見た心の系譜

    精神分析家が長い読書渉猟をふまえ、

    日本史の底流に重層する思想と信仰をたどる。

    武田 専著
    定価:3,200円(税別)
    慶応義塾大学出版会

    「人はこの世のうとましい現実から超越せんとして、理想を追い求める情熱を抱きながらも、いざ実践するとなると自らの欲求を実現しようと振り回される。歴史は人間の理想人の憧れと欲望の反復強迫といえるであろう」

    -本章序章より-

  • 人はなぜ自殺するのか -中高年の自殺と若者のひきこもり-
    『人はなぜ自殺するのか -中高年の自殺と若者のひきこもり-』

    ”心の病”を抱える多くの悩める人びとの話に耳を傾け、ともに明るい未来を切り開いてきた臨床精神科医の目からウロコの人間賛歌。

    武田 専著
    定価:1,800円(税別)
    出版:元就出版社

    【お申し込み・お問い合わせ】
    元就出版社:03-3986-7736 または、各書店へ

    ☆読者の方より、感想を頂きました☆
    今まさに社会問題となっていることを精神科医の目で語られた本で、皆さんに読んで頂きたい本だと思います。
    精神医療に携わる者こそ時代の流れ・風をキチンと見極める必要があると思います。(後輩の一精神科医より)

    「臨床精神科医として多くの患者さんたちに接してきた私の体験から、また、大正末期から昭和・平成と三代を生きた者として、「自殺とひきこもり」という現代日本の社会病理について書き残しておく義務があるのではないかと思い筆をとった。」

    武田 専 談

  • 分裂病という名の幻想
    『分裂病という名の幻想』

    精神分析の第一人者が自らの来し方を赤裸々に吐露し、独自の視点から心の病にメスを入れ、生き抜く力と希望を与える型破りの人間再生の物語。

    武田 専著
    定価:1,800円(税別)
    出版:元就出版社

    【お申し込み・お問い合わせ】
    元就出版社:03-3986-7736 または、各書店へ

    ロングセラー『学徒兵らくだ君』の精神科医が現代社会に生きる人々に送る自伝的診療記。

    精神医学の臨床を学ぶ若い人たちに、私たちの世代が通過してきた軌跡を伝えるのは責務の一つであり、過ぎ去った歴史の一コマを伝えたいという執心からペンをとった。人間の心や精神医学に関心を寄せる方たちにも広く読んで頂ければ幸甚である。

    (「著者の言葉」より)

  • じーちゃんの思春期
    『じーちゃんの思春期』

    昔むかしの中学生物語

    昭和初期・東京……少年「らくだ」君はただいま思春期真っ盛り!

    想像もつかぬ時代の波に洗われて……

    武田 専著
    定価:1,500円(税別)
    出版:講談社

    不器っちょで筋骨薄弱、おっちょこちょいで鼻っ柱の強い江戸っ子らくだ君が、超ハイカラな中学校に入学した。

    個性的なクラスメートや先生に囲まれて、ケンカに恋愛、受験、性への目覚めなど、面白おかしく体験していくらくだ君。

    だが、やがて日本は果てしなく戦争の時代へと突入していく……

    この本は日本が戦争に駆り立てられていった昭和12年から17年までの旧制中学生の物語である。是非、思春期・青年期の若い人たちやその親御さんたちに一読をすすめたい。
    なお、1981年に講談社から出版された「学徒兵らくだ君」は好評で、今も光人社NF文庫として刊行されている。
    その他「精神分析と仏教」(1990年 新潮選書)も好評であったが、他にも「わんぱくらくだ君」(1984年 講談社)、「現代人の心の病」(1993年 悠思社)があり、当病院の重度認知症患者デイケア「らくだの家」はこの「らくだ君」からとっている。

    (書評より抜粋)

  • わんぱくらくだ君
    『わんぱくらくだ君』

    前作「学徒兵らくだ君」が演ずる抱腹絶倒のわんぱく少年時代!!

    武田 専著
    定価:1,300円(税別)
    出版:元就出版社

    舞台は、軍靴響く昭和初期。弱虫で不器用、それでいて意地っ張り。時には正義感に燃えてみせる少年らくだ君。一味ちがうわんぱく少年が繰りひろげる面白おかしい体験を通して活写する、あの懐しい戦前の物語。

  • 学徒兵らくだ君
    『学徒兵らくだ君』

    不器用で虚弱ながら、ひとこと口数が多い正義漢。

    兵隊には全く不向きな「らくだ2等兵」が、過酷な生活の中で人間らしく生き抜くために、上官達と繰りひろげる痛快無比の軍隊物語。

    武田 専著
    定価:760円(税込)
    出版:光人社NF文庫

    不適な境遇に置かれても柔軟に対応し、根性と気骨を以って兵隊たちの心をつかんでいった学徒兵をコミカルに描く話題作。